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一つのいのちプロジェクト
2025.10.09 スバル信州

【一つのいのちプロジェクト】第2回上高地の自然を愉しもう!が開催されました


2025年10月4日(土)、一つのいのちプロジェクト*第2回「上高地の自然を愉しもう!」お客様イベントを開催しました。
あいにくの雨模様となりましたが、県内外より27名のお客様にご参加いただき、雨の日ならではの上高地を歩きながら、自然のいのちにふれる豊かな時間となりました。



午前中は自然公園財団 上高地支部の皆様をお迎えし、日々の活動の様子や、ここに生息するクマやサルの生態について、又交通規制以前の上高地の様々な問題などといった貴重なお話を伺いました。
野生動物との共存の知恵など、財団の皆様の並々ならぬ努力や、自然のいのちがどのようにこの地で巡っているのかを知る機会となりました。




グループに分かれて散策へ。




雨にしっとりと濡れた木々や足元の草花、静かな川の流れに耳を傾けながら、上高地の自然をゆっくりと体感しました。







午後の散策は、散策を兼ねたゴミ拾い活動を行いました。目立つゴミは少なかったものの、やぶの中や休憩スペースの裏側など、
普段見えにくい場所に残されていたゴミを拾い集めました。
然の中に残された小さな人工物が、自然のいのちにとってどれほど異質なものであるかを改めて感じさせられました。





お客様の中からは、雨の上高地はまるで水墨画のようだというご感想をいただきました。
雲に包まれた奥穂高岳の輪郭、澄み切った清流の静けさ、雨音とともに感じる森の呼吸。晴れた日とはまったく異なる表情の中に、自然のいのちのたくましさと静けさを深く感じ取ることができました。



参加されたお客様のお声を一部ご紹介させていただきます。

・財団の活動について初めて良く知ることが出来ました。私達一般市民への周知、行かないと分からない人が殆どかも知れません。その意味でもとても良い機会でした。これから意識していきたいと思います。
あいにくの雨模様でしたが、オリエンテーションやガイドウォークでは、普段聞くことのできない貴重な話を聞くことができ大変有意義な1日を過ごせました。また、雨の日だからこそ際立つ自然(木々の匂いなど)を感じることで心身共に癒されました。
・猿が昔からの上高地の住人だった事を知りお猿さんに謝りたいと思います。熊の気持ちになって山に入っていかないといけないと言うことも覚えておきます。



ご参加いただいた皆さま、そして自然公園財団上高地支部の皆さま、本当にありがとうございました。
人と自然が共に生きるために、「自然のいのち」に耳を傾けること。これからもそのきっかけとなるようなプロジェクトを続けてまいります。