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2026.03.31 松本村井店

さよならスバル信州、さよなら中田店長

2008年10月。当時の「新長野スバル自動車(株)」と「松本スバル自動車(株)」が合併して「スバル信州(株)」が誕生して、早いもので18年。
多くのお客様にご愛顧いただき、2026年3月31日でスバル信州(株)は最終営業日を迎えます。
同じく3月末日をもって、定年退職者のご案内です。

スタッフブログでもお馴染みの中田店長(60歳)が、3月31日で定年退職します。

話が長くなることを覚悟して、、、
最後に思う存分語って頂いましょう!!


~以下、中田店長からコメント頂きました~

私がスバル車でラリ-競技に挑んだ昔話を振り返り、「ライバル車との比較」をしながら、「安心と愉しさ」の両立を果たしたスバル車の成長過程を書きたいと思います。
アマチュアドライバ-による中級ラリ-競技参戦の実際の話しなので、リアルなお話ができると思います。
画像が荒いのと、スバル車に対してネガティブ発言もありますが、時効とスバル車の成長過程と思って御容赦ください。

1台目 1985年

初代ジャスティ- VS 日産マーチ  1,000ccクラスに参戦
  VS  

成績結果:ぜんぜん勝てない
優位点:クラス唯一の4WD、3気筒の高回転エンジン
劣勢点:4WDによる走行抵抗、車両重量 

中田の思い出:

当時メカニック時代の私は、富士重工へ整備の研修に行った時に、講師であるメーカ-の技術者が4WDの優位性を舗装路・未舗装路に分けて図解で丁寧に熱く説明してくれた。
なるほど!と共感し、初代ジャスティで初代マーチに挑んだが、ぜんぜん勝てない・・・。理論に合わない4WDによるデメリットが出まくり。コーナ-リングでは直結4WDによるアンダ-ステアと内輪差抵抗が出て減速し、直線では重量による加速が不利でした。
のちに4WDの優位性は低馬力車では発揮できない事を実感した。

2台目 1988年

レックス VS アルトワ-クス    1,000cc以下クラス(軽自動車クラス)に参戦 

VS 

成績結果:惜敗を繰り返す。勝てないまま。
優位点:スーパ-チャ-ジャ-による低速トルク、4輪独立サスのトラクション
劣勢点:高回転では頭打ちになるエンジン、ラリ-仕様パーツの少なさ

中田の思い出:

その後の名車VIVIOの先代として、スーパ-チャ-ジャ-による低速トルクは良かったが、なんせパーツがなく、アンダ-ガ-ドはアイバワ-クスさんにワンオフで作っていただいたり苦労しました。
そしてダートを走ると次から次へ足回りが破損し、最後はフレ-ムがガタガタになりました。それは無理もないよなぁ...だって設計がお買い物車を想定してるんだから。ライバルのアルトワ-クスの速さ。スズキが誇るエンジンはメチャクチャ回り、羨ましかったです。

 3台目 1991年

レガシィRS VS ギャランVR-4

 VS 

成績結果:強敵で多勢のギャラン軍団になんとか勝った!
優位点:操舵性が抜群、高回転エンジン
劣勢点:ミッションが壊れる、低速トルクがない


中田の思い出:

この戦いは日本のラリ-史に残るほど盛り上がりました。その後、インプVSエボへと引き継がれます。レガシィはハンドリングが素晴らしく、アンダーステアのVR-4が苦労して曲がるコーナ-を華麗に曲がる姿は自慢でした。
しかし低回転のトルクが弱く、高回転を維持しながらのシフトワ-クは上級者向けでした。
まだまだラリ-車としての熟成は浅く、ミッション・ドライブシャフト・ブレ-キ回り・パワステのトラブルが多く、何回も勝利目前でリタイヤを余儀なくされました。
ライバルのVR-4が誇る絶大な低速トルクは、ジェット機と思うほどの加速感でした。

 4台目 1994年

VIVIO VS アルトワ-クス

VS

成績結果:惜敗(2戦のみ)
優位点:スーパ-チャ-ジャ-による低速トルク、レガシィと変わらないハンドリング
劣勢点:劣る所は無いが、アルトワ-クスが速すぎる

中田の思い出:

今までの軽はクセのある挙動を抑えて走るのがセオリ-でしたが、VIVIOはレガシィ乗りの私が乗り換えても遜色ないハンドリングで超楽しかった。
人馬一体感があり、今でもファンがいるのも頷けます。今でも目の前にあれば乗って、ビーナスラインを思いっきり走りたい。WRCサファリラリ-で見せたマクレ-の走りにも驚いた記憶があります。間違いなくスバル車の歴代名ラリ-車です。

5台目 1995年

インプレッサWRX VS ランサ-エボリュ-ション

VS



成績結果:勝利!
優位点:高回転の吹けの良いエンジン、思い通りのハンドリング
劣勢点:やっぱり低速トルクの低さ

中田の思い出:

この対決はもはや伝説的な話なので説明するまでも無いかなと。私が出ていた競技会は地方レベルでしたが、当時は参加希望台数も多く、出るだけでも苦労しました。低速トルクに優れるランサ-は強敵で8対2の割合でランサ-乗りでした。当時はラリ-、ダートラ、ジムカ-ナとモータ-スポ-ツ全盛期で車もセリカ、パルサ-、ブル-バ-ドなどライバル車も多く、車好きには楽しい時代でした。
そんな時代を実戦に出て楽しめたのは幸運なことでした。怪我もせず、仕事も失わず、婚期も逃さず、運と仲間に恵まれました。唯一、予算のこづかいは10年先分まで使ってしまい苦労しました。

本当にSUBARUとの思い出を大切にしていきたいと思います。ありがとうございました。
以上、中田店長からのコメントでした。

42年間、SUBARUを盛り上げていただきありがとうございました!