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40年前のカートピア発掘!往年の名ラリードライバーを偲ぶ。

2018.12.02
松本村井店

こんにちは、松本村井店です。

今月もカートピア12月号が入荷しました。

カートピアというと松本村井店のサービス待合スペースには、なんと40年前の古いカートピアが置いてあるってご存知ですか?

社屋建て替えの際に偶然発見したものが大量にファイリングされて、お客様が自由にご覧いただけるようになっています。

 

へー、1979年か。もうすぐ2019年になるので40年前ですね。私はまだ生まれていません。

 

パラパラとページをめくっていると、スバルがサファリラリーに初出場でクラス優勝の記事がありました。

当時としては、自動車メーカーとしての快挙なのが文書を読むと伝わってきます。

サファリラリーとは、映画「栄光の5000キロ」で石原裕次郎が主演したことで有名になっています。

世界一過酷なラリーであったことはモータースポーツファンなら誰もがご存知かと思います。

優勝ドライバーは「平林 武 氏」とありました。

40年前にスバルがラリーで活躍していたということに私は興味を持ったので、また話が熱く長くなることを覚悟でラリーと言えば中田課長に聞いてみました。

私「これ知ってます?」

中田K「知ってるよ!この優勝した人、俺のラリーの師匠だよ」

私「え!師匠?どこの人なんですか?」

中田K「松本だよ」

私「えっ!本当ですか!松本の人なんですか!?」

どうやら日本ラリー界の重鎮、レジェンドとして大変著名な方らしいです。

詳しくはネットで検索してみてください。

輝かしい実績が拝見できます。

しかし残念ながら8月31日に病気のためご逝去されました。

ご冥福をお祈りいたします。

 

中田課長が語り始めてしまいました。

中田K「当時、日本最大のラリーの大会が年に一回行われていて、4日〜5日掛けて悪路走破をする競技があったんだよ。有名ドライバーとしては篠塚建次郎など日本一のラリーストを目指して110台の参加台数があった大きな大会なんだよ。その大会で平林さんは72年総合優勝、73年総合優勝、74年総合優勝、75年総合優勝と四連覇をしたんだ」

私「マジっすか!?」

中田K「その後、海外ラリーに挑戦して75年オーストラリアのサザンクロスラリーでは7位でフィニッシュ、80年にはスバルレオーネでサファリラリーに挑戦しクラス優勝」

中田K「85年のサファリラリーではダイハツシャレードでクラス優勝しているんだよ」

私「課長、仕事以外のことは記憶がいいですね」

とツッコミを入れてしまいました。

私「そんな凄い人にどんな凄いテクニックを教わったんですか?」

中田K「一晩中、全開で車を走らせるラリードライバーは、腹が減っては持たない。車を運転しながら栄養補給できるのはジャパニーズおにぎりだ!って教わったね。これは世界各国のラリーに出た時にいつも平林さんが世界に広げようとしていたフードなんだよ。1分1秒の速さを競う海外ラリーでは、時として運転しながら食事をすることもあるらしい。車を運転しながら片手で食べられるジャパニーズおにぎりが食事としてはベストだよ。他の外国人はパンを急いで食べて喉に詰まらせていた。だからラリーに行くときは車におにぎり乗せとけと教わったんだよ」

私「テクニックっておにぎりですか!!」

中田K「そうだよ。腹が減ってたら速く走れないからね。それから中間地点であるサービスパークでの食事はうどんに限るって平林さんに教わったよ」

私「なんでうどんなんですか?早く食べられるからですか?」

中田K「違うんだよ。これから何十キロも車を全開で走らせるには消化が良いものじゃないと胸焼けするんだよ」

私「なるほど(笑)教えてもらったのはドライビングテクニックでないんですね」

中田K「そうなんだよね。車を速く走らせるには、気力の維持が一番大事だと思う。競技をやればわかるよ。シフトチェンジとか細かいテクニックの差は、1秒や2秒しかないんだよ。それよりも集中力と気力だね。勝負事は」

私「わかりました。もっと聞きたいんですが・・・そろそろ2時間語ってますので・・・そろそろ・・・」

 

やっぱり気力、集中、体力を維持するのは食事なんですね。

他の競技や勝負事にも参考になるいい話でした。